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Apple Watchはどれがいい|16,000円の差は状態から出る
SEかSeriesかUltraか。どれがいいかを調べると、新品の比較ばかり出てきますよね。中古を見ていたぼくが引っかかったのは、そこではありませんでした。同じUltra 2の、同じ中古Bランクで、63,800円と79,800円が並んでいます。16,000円の差です。世代を1つ動かすより大きい。どのモデルかより先に、何がその差を作っているのかを見ていきます。

同じモデル・同じランクで、16,000円違う
中古販売店の在庫を1点ずつ見ていくと、モデル選びの前に気になることが出てきます。
| Ultra 2 / 49mm GPS+Cellular | 状態 | 付属 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| ナチュラル+アルパインループ | 中古Bランク | バンド付属 | 63,800円 |
| ブラックチタニウム | 中古Bランク | バンド無し | 72,800円 |
| ミラネーゼループ付属 | 中古Bランク | バンド付属 | 79,800円 |
3点とも同じ中古Bランクです。それでも63,800円から79,800円まで、16,000円の幅があります。バンドが付いているほうが安い組み合わせも混じっています。色(ブラックチタニウム)が効いているためです。
何がその差を作るか
SE 第2世代の在庫でも同じことが起きていました。
| SE 第2世代 | 状態 | 付属 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 40mm GPS | 中古Cランク | バンド無し | 17,800円 |
| 40mm GPS+Cellular | 中古Cランク | バンド無し | 18,800円 |
| 44mm GPS | 中古Bランク | バンド付属 | 24,800円 |
17,800円と24,800円で7,000円の差。ここにはランク(C→B)とバンドの有無とケースサイズが同時に入っています。分けて考えられません。
純正のスポーツバンドを買い足すと6,800円でした。バンド無しの17,800円に足すと24,600円で、バンド付属の24,800円とほぼ同じになります。本体価格だけを並べると、この釣り合いが見えません。
本体価格 +(バンド無しなら6,800円)= 比べる金額
付属品の有無をそろえてから並べないと、安く見えるほうが実は高いことがあります。
5モデルの中古価格。ただし相場ではありません
2026年9月13日時点で、ある販売店の在庫に出ていた価格です。在庫1点ごとの値であって、相場ではありません。
| モデル | 中古の価格帯(税込) | 在庫の厚み |
|---|---|---|
| SE 第2世代 | 17,800〜24,800円 | 複数 |
| SE 第3世代 | 31,800〜41,800円 | 68件と厚い |
| Series 9 | 29,800〜39,800円 | 複数 |
| Series 10 | 39,800円 | 1点だけ |
| Ultra 2 | 63,800〜79,800円 | 複数 |
同じ理由で、この表全体を相場として使わないでください。使えるのは「SE 2とUltra 2では桁が違う」「SE 3は在庫が厚い」という向きだけです。
SE 3には未使用品43,800円も出ていましたが、これは中古ではありません(「使用されていない開封済み商品。動作確認のため通電」・保証6ヶ月)。中古ランクの保証は3ヶ月です。未使用品と中古を同じ表に並べると、1万円ぶんずれます。
充電にかかる時間は、世代で3倍違う
価格以外で、中古の世代差がはっきり出るのがここでした。Appleが公表している0→80%の充電時間です。
| モデル | 80%までの充電 |
|---|---|
| SE 第2世代 | 約1.5時間 |
| SE 第3世代 | 約45分 |
| Series 9 | 約45分 |
| Series 10 | 約30分 |
SE 2の1.5時間と、Series 10の30分。3倍違います。毎日充電するものなので、ここは価格差以上に効くことがあります。「安いSE 2」を選ぶなら、充電の置き場所と時間が生活に収まるかを先に考えてください。
いずれもApple自身が新品・付属充電器で測った値です。中古の個体で同じ時間が出る保証はありません。SE 2の測定は高速充電用ではない通常ケーブルでのテストです。
Ultraだけ、駆動時間が桁で違う
| モデル | 通常使用 | 低電力モード |
|---|---|---|
| SE 3 / Series 9 / Series 10 | 最大18時間 | 最大32〜36時間 |
| Ultra 2 | 最大36時間 | 最大72時間 |
Ultra 2だけ倍です。1泊するなら充電器を持たずに済む、という差になります。価格は63,800円からで、SE 2の17,800円とは3.5倍以上の開きがあります。36時間が要るかどうかで、まずUltraを候補に残すか外すかが決まります。
比較した結果、ぼくならこの6段階で決める
- 36時間が要るかを決める。要るならUltra、要らないならSEとSeriesの中で選ぶ。ここで価格帯が3倍違う。
- 充電時間を見る。SE 2は約1.5時間、Series 10は約30分。毎日のことなので価格差より効くことがある。
- バンドの有無をそろえる。バンド無しなら6,800円を足してから、付属品付きの個体と並べる。
- 同じモデル・同じランクの中で複数見る。1点だけ見て相場と思わない。Ultra 2はBランクの中で16,000円動く。
- 「未使用品」と中古を混ぜない。保証期間が違い(6ヶ月と3ヶ月)、価格も1万円ぶんずれる。
- 買った後に足す額を確認する。電池交換とセルラー月額は総額の記事で計算している。
そのまま使える確認文
価格を聞く前に、付属品をそろえて比べられる状態にします。バンドの有無だけで6,800円ぶんの差が出るので、そこが分からないと金額の比較になりません。
買う・追加確認・見送る
もうひとつ、比較対象が1点も見つからないモデルは見送ります。Series 10のように在庫が1点しかない状態では、その価格が高いのか安いのか判断できません。
よくある質問
Apple Watchは中古でどれがいいですか。
モデルより先に、付属品をそろえて比べてください。同じUltra 2の同じ中古Bランクで63,800円から79,800円まで、16,000円の幅がありました。世代を1つ動かすより大きい差です。
SEとSeriesはどちらがいいですか。
充電時間で分かれます。SE 第2世代は80%まで約1.5時間、Series 10は約30分です。毎日充電するものなので、価格差より生活に効くことがあります。SE 第3世代なら約45分でSeries 9と同じです。
Ultraは中古でも高いですか。
63,800円からで、SE 第2世代の17,800円とは3.5倍以上の開きがあります。判断材料は駆動時間で、Ultra 2だけ通常使用で最大36時間(他は最大18時間)。1泊で充電器を持たずに済むかどうかが線です。
「未使用品」は中古より得ですか。
同じ表で比べないでください。未使用品は「開封済みだが使用されていない」もので保証6ヶ月、中古ランクは3ヶ月です。SE 3では未使用品43,800円に対し中古が31,800〜41,800円で、1万円ぶんずれます。
表に出ている価格を相場として使えますか。
使えません。すべて在庫1点ごとの価格です。とくにSeries 10は1点しか出ていませんでした。使えるのは「SE 2とUltra 2では桁が違う」といった向きだけで、金額そのものは目の前の個体ごとに確認してください。
条件が決まったら、販売中を比べる
駆動時間が要るか、充電時間が生活に収まるか、付属品は何か。その3つが決まれば、同じ条件の個体だけを並べられます。
参考資料
- イオシス Apple Watch 在庫ページ(在庫1点ごとの価格。2026-09-13時点で確認)
- Apple 各モデルの技術仕様(充電時間、駆動時間。SE 2/SE 3/Series 9/Series 10/Ultra 2)
- Apple「バッテリーとパフォーマンス」(フル充電1,000回で最大80%を維持する設計)
- 楽天モバイル Apple純正アクセサリ販売ページ(スポーツバンド6,800円)
価格はいずれも在庫1点ごとの値で、相場ではありません。充電時間と駆動時間はAppleが新品・付属充電器で測った公称値です。
