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モンクレールのマヤ(MAYA)は何サイズ?公式のFit・同じ人の着比べ・生地コードで決める

光沢の強い黒いキルティング生地と、つやの少ない黒い生地を並べ、袖口にメジャーを掛けた様子

メルカリでモンクレールのマヤを見ていて、「サイズ1と2、どっちにすればいいんだろう」と迷っていませんか。マヤは名前が広く知られているぶん、同じ「マヤ」でも写真の光沢や丈の見え方がまちまちです。試着できないまま高い買い物をするのは、やっぱり怖いですよね。

検索すると「170cmならサイズ1」「175cmならサイズ2」といった身長の目安が出てきます。ところが、身長が同じでも、シャツ1枚で着たいのか、厚手のニットの上に着たいのかで、ちょうどいいサイズは変わります。中古の場合はさらに、その1着がいつのマヤで、どんな生地で、実際に何cmなのかが出品ごとに違います。

確かめずに買うと、届いてから困ります。前は閉まるのにニットを着ると脇が突っ張る、思ったより裾が長くて全体が大きく見える、写真ではマットに見えたのに実物はつやが強い。購入前に返品条件を確認しないと、合わなかったときの選択肢が限られることがあります。

この記事は、マヤ1モデルの「入口」です。①モンクレール公式がマヤの形をどう書いているか、②同じ人がサイズ1・2・3を着比べたらどう変わったか、③商品コードと生地の違い、④出品の1着の実寸の聞き方、の順で候補を絞り、最後に表記サイズ別の詳しい記事へ渡します。材料は、モンクレール日本公式の商品ページ3つ、BEAMSのスタッフによる着比べ、ARKnetsの商品ページです。

先に結論:マヤは「何を中に着るか」でサイズが分かれる

BEAMSで、身長172cmのスタッフが同じマヤのサイズ1・2・3を着比べた記録があります。シャツの上ではサイズ1がジャスト、サイズ2は大きすぎず1より余裕があり、サイズ3は余裕が大きく見た目も大きい、という評価でした。

測られた着丈とそで丈を並べると、サイズ1→2の差は着丈0.5cm・そで丈1cmだったのに対し、サイズ2→3の差は着丈2.5cm・そで丈3.5cmでした。1と2は丈がほとんど変わらず、3で一気に長くなっていたということです。

決める順番:①タグの写真で商品コードと生地を確かめる → ②シャツの上でジャストに着るか、ニットを入れるかを決める → ③出品の1着の肩幅・身幅・袖丈・着丈を、手持ちのダウンと同じ測り方で比べる → ④候補のサイズが決まったら、表記サイズ別の記事で中古の実寸の幅を確かめる。

3つだけ、先に自分に聞いてみてください。

  • 中に着るのは、シャツや薄手のカットソーですか、それとも厚手のニットですか。
  • 袖と裾は、手首・腰にぴったり合わせたいですか、少し余らせたいですか。
  • 見たいのは光沢の強いマヤですか、そうでないマヤですか。

1つ目と2つ目で候補のサイズが、3つ目で候補の生地が絞れます。

着比べは1人・1回の記録です。体重や胸囲は書かれていないので、「172cmならサイズ1」という対応表としては読まないでください。

公式が書いているマヤの形

モンクレール日本公式のメンズ・ブラックのマヤの商品ページを3つ確かめました(商品コード K20911A5360068950、K20911A53600539ZD、J20911A5360068950。いずれも過去の保存ページ)。3つとも、サイズとフィットの欄に同じ言葉が並んでいました。

  • レギュラーフィット
  • フィットショルダーとチェスト
  • ボクシィーなウエストライン

肩と胸は体に沿わせ、腰まわりは箱のようにまっすぐ落とす形です。肩まわりで合わせる形なので、身幅だけでなく肩幅も手持ちの服と比べてください。

着用モデルは、3ページともサイズ3を着ていて、身長は185cm・186cm・187cmと書かれていました。2つのページには「長さ(襟から裾):67cm」という行もあります。ただし、この67cmがどのサイズの値なのかはページに書かれていません。この記事では、67cmをサイズ3の着丈とは扱いません。

素材は3ページとも、表地・裏地・フード裏地がナイロン100%、詰め物はダウン90%・フェザー10%と書かれています。これは新品の表示で、中古の1着がこのまま保たれていることの保証ではありません。

公式のサイズガイドが出しているのは胸囲・胴囲などの体の寸法で、モンクレールの完全ガイドにまとめています。マヤの肩幅・袖丈を全サイズぶん並べた公式の表は確認できませんでした。

同じ人がサイズ1・2・3を着比べると

サイズ選びでいちばん頼りになるのは、同じ人が同じ商品のサイズ違いを続けて着た記録です。体型やインナーの条件がそろうので、サイズを上げたときに何が変わるかだけを見られます。BEAMSのブログ(2024年12月公開)に、172cmのスタッフがマヤのサイズ1・2・3をシャツの上から着比べた記録がありました。

BEAMSの着比べ(172cm・同一人物、シャツの上)
サイズ 着丈(cm) そで丈(cm) 着た人の評価(要約)
1 65 62 シャツの上でジャスト。ローゲージのニットを入れると窮屈に感じる可能性
2 65.5 63 大きすぎず、サイズ1より余裕がある。スタッフ本人のおすすめ
3 68 66.5 シャツの上では余裕が大きく、裾から風が入りそう。見た目も大きい

差を計算すると、次のようになります。

サイズを1つ上げたときの差(cm、上の表から計算)
変化 着丈の差 そで丈の差
1→2 +0.5 +1
2→3 +2.5 +3.5

この着比べで目を引くのは、1と2の差が、丈ではほとんど出ていないことです。着丈は0.5cm、そで丈は1cmしか違いません。それでもスタッフは「サイズ2はサイズ1より余裕がある」と書いています。丈の数字だけでは、余裕がどの部分で増えたかは分かりません。BEAMSの記事には身幅と肩幅が載っていないので、中古の1着では4つの実寸を別に確かめてください。

一方で、2から3では着丈が2.5cm、そで丈が3.5cm伸びました。172cmのスタッフが「見た目も大きい」と感じたのは、この丈の伸びと合っています。

ここから借りられるのは、次の向きです。

  • シャツの上でジャストに着たいなら、1と2のどちらも候補。決め手は出品の1着の肩幅と身幅。
  • ニットを入れたいなら、2から比べ始める。BEAMSはサイズ1にローゲージのニットを入れると窮屈になる可能性があると書いている。
  • 3に上げると、丈と袖がはっきり伸びる。袖や裾が余るのが嫌なら、手持ちの服の袖丈・着丈と比べてから決める。

BEAMSの記事には体重・胸囲・肩幅・身幅が書かれていません。また、着比べた個体の生地コード(後で説明する68950か539ZDか)も、記事の商品番号からは分かりませんでした。この表の数字は店の採寸ではなく着比べた個体の値で、中古の1着の寸法を保証するものではありません。

もう1つの着用例:ARKnetsのサイズ0

ARKnetsのマヤの商品ページ(品番 1A53600 68950)には、170cm・55kgのスタッフがサイズ0を着て、ジャストフィットだったという例が載っていました。BEAMSの172cmのスタッフがジャストと書いたのはサイズ1でしたから、身長が近くても、体重や好みでジャストの番号は1つ動くことがあります。

この2例から言えるのは、身長だけではサイズは決まらないということまでです。体重・胸囲・インナーの厚みがそろっていないので、身長からサイズを決める表は作りません。

ARKnetsの商品ページのサイズ表は0〜6まで並んでいました。BEAMSの商品表示は0〜4です。店や年によって扱うサイズの幅が違うので、中古では必ずタグの数字を確かめてください。

背景:同じ「マヤ」に、生地の違う2つの商品コードがある

公式の商品ページを並べていて目についたのが、生地の書き方の違いです。3つの商品コードは、どれも途中に「1A53600」を含んでいました。違っていたのは、そのあとの5文字です。

モンクレール日本公式のマヤ(メンズ・ブラック)の生地の説明
商品コード 末尾の5文字 公式の生地の説明
K20911A5360068950 68950 光沢のあるナイロンラケ素材
J20911A5360068950 68950 ナイロンラケ素材
K20911A53600539ZD 539ZD 極めて柔らかなナイロン素材。テクニカルナイロン、撥水性素材

保存ページで確認できた同名のマヤには、光沢のあるラケ素材の68950と、柔らかいナイロンの539ZDがありました。フィットの欄の言葉は3ページとも同じでした。中古では、名前だけでなく、タグの商品コードの末尾まで見ないと、どちらの生地か分かりません。

検索の関連語にも「モンクレール マヤ つや消し」が出てきます。ただ、公式の539ZDの説明には「つや消し」とは書かれていませんでした。光沢の強さは写真の光の当たり方でも変わるので、気になるなら、自然光で撮った表地の写真を出品者にお願いしてください。

頭文字のJとKで年代が分かるのでは、と考えたくなります。ただ、モンクレールの公式資料で、頭文字と製造年の対応を説明したものは確認できませんでした。この記事では頭文字から年代や新旧を判断しません。同じように、「1A53600」がマヤの型を表す番号だという公式の説明も確認できていません。3ページに共通していた、という観察までです。

もうひとつ、名前の似た別モデルにも気をつけてください。検索結果には「MAYA 70」など、マヤの名前を含む別のモデルの比較も混ざっていました。出品文に「マヤ」と書かれていても、タグの商品コードを見るまでは、どのマヤなのかは分かりません。

商品コードを確かめる意味は、年代当てでも真贋の判定でもありません。出品文とタグが同じ商品を指しているか、どちらの生地かを確かめる入り口です。

出品の1着は、4つの実寸で比べる

公式のFitと着比べで候補のサイズが絞れたら、最後は出品の1着の実寸です。中古のマヤは、店や出品者によって測り方が違い、同じ表記サイズでも個体ごとに寸法が散ります。比べるのは次の4つです。

  • 肩幅:左右の肩の縫い目の間。マヤは肩に沿わせる形なので、いちばん先に見ます。
  • 身幅:脇の下の左右。ニットを入れるなら、手持ちのダウンより狭くないかを見ます。
  • 袖丈:肩の縫い目から袖口まで。着比べでは、2→3で着丈より大きく伸びていました。
  • 着丈:後ろ襟の付け根の中心から裾まで。フードや襟の上から測る「総丈」と混ざりやすいので、どこから測ったかを必ず聞きます。

手持ちのダウンも、同じ4か所を平置きで測っておきます。数字どうしを比べられるのは、測る場所がそろっているときだけです。

中古のマヤの表記サイズごとの実寸の幅は、下の表記サイズ別の記事に、販売店の記録から集めてまとめています。この記事では同じ表をくり返しません。

候補のサイズが決まったら、表記サイズ別の記事へ

ここまでで候補が1つか2つに絞れたら、そのサイズの記事で、中古の実寸の幅と着用例を確かめてください。

サイズ別の記事の実寸は、商品コードや生地コードを分けずに集めたものです。68950か539ZDかで寸法がそろうかどうかは、まだ分かっていません。出品の1着の実寸を聞く手順は、サイズ別の記事を読んだあとも省かないでください。

中古で買う前に、この7つの順番で確かめる

  1. タグの写真で商品コードを確かめる。出品文のモデル名と合っているか、末尾が68950か539ZDかを見ます。写真が無ければ追加をお願いします。
  2. 表記サイズを確かめる。0から始まる数字です。S・M・Lで書かれた出品は、換算した値か別のモデルの可能性があるので、タグの数字を見るまで候補にしません。
  3. 中に着る服を決める。シャツでジャストに着るのか、ニットを入れるのか。着比べでは、サイズ1はローゲージのニットで窮屈になる可能性がある、と書かれていました。
  4. 手持ちのダウンを平置きで測る。肩幅・身幅・袖丈・着丈の4つです。
  5. 出品の1着の4つの実寸を、測った場所つきで聞く。表記サイズだけで決めません。
  6. 2と3で迷ったら、袖丈と着丈で比べる。着比べでは、2→3で着丈2.5cm、そで丈3.5cmが伸びていました。手持ちより袖や裾が長すぎる個体は、身幅が合っていても外します。
  7. 状態を確かめる。補修のあと、におい、ダウンの抜け、表地のつやの剥がれを、写真と質問で確かめます。サイズが合っていても、ここが確かめられない1着は買いません。

出品者にそのまま送れる確認文

「ご出品のモンクレールのマヤについて質問させてください。内側のタグ(サイズと商品コードが書かれている部分)の写真を追加していただけますか。また、平置きで、肩幅(左右の肩の縫い目の間)・身幅(脇の下の左右)・袖丈(肩の縫い目から袖口まで)・着丈(後ろ襟の付け根の中心から裾まで)を測った数字を教えてください。表地のつやが分かるよう、自然光で撮った写真もあると助かります。補修のあと、におい、ダウンの抜けがあれば、あわせて教えてください。よろしくお願いします。」

測る場所まで書いて聞くのは、店や人によって測り方が違うからです。数字だけが返ってきたときは、手持ちの服を同じ場所で測り直してから比べてください。

見送る条件

  • タグの写真が無く、追加をお願いしても出てこない
  • 4つの実寸のどれかが分からず、手持ちの服と比べられない
  • 着丈を、どこから測ったのか教えてもらえない
  • 出品文のモデル名と、タグの商品コード・表記サイズが食い違っている
  • 補修のあと、におい、ダウンの抜けを写真や質問で確かめられない

本物かどうかの確かめ方は、モンクレールの完全ガイドにまとめています。商品コードが合っていることは、本物であることの証明にはなりません。サイズが合っていても、真贋が確かめられない出品は見送ってください。

迷ったときの選び方

まず、中に着る服を決めます。シャツや薄手のカットソーなら1と2、厚手のニットなら2と3から比べ始めます。着比べでは、サイズ1でニットを入れると窮屈になる可能性がある、と書かれていたからです。

1と2で迷っているなら、丈はほとんど判断材料になりません。着比べでの差は着丈0.5cm、そで丈1cmでした。出品の1着の肩幅と身幅を、手持ちのダウンと並べて決めます。

2と3で迷っているなら、袖丈と着丈を比べます。手持ちのダウンの袖丈を測り、出品の1着がそれより何cm長いかを見ます。袖口が手の甲にかかるのが嫌なら、長いほうは外します。

最後に、生地と状態です。光沢のあるマヤが欲しいなら、タグの末尾と自然光の写真で確かめます。実寸がぴったりでも、タグが確かめられない、補修やにおいが分からない出品は、値段が手ごろでも見送ります。

よくある質問

170cmならマヤは何サイズですか。

身長だけでは決まりません。ARKnetsでは170cm・55kgのスタッフがサイズ0をジャストと書き、BEAMSでは172cmのスタッフがシャツの上でサイズ1をジャストと書いていました。中に着る服を決め、手持ちのダウンの4つの実寸と、出品の1着の実寸を比べて決めてください。

サイズ1と2は、どこが違いますか。

BEAMSの着比べでは、着丈の差が0.5cm、そで丈の差が1cmで、丈はほとんど変わりませんでした。それでもサイズ2は「1より余裕がある」と書かれています。どの部分で余裕が増えたかは数字では分からないので、肩幅と身幅も含めた4つの実寸で比べてください。

サイズ2と3は、どこが違いますか。

同じ着比べで、着丈が2.5cm、そで丈が3.5cm伸びていました。172cmのスタッフは、サイズ3を「余裕が大きく、見た目も大きい」と書いています。袖や裾を余らせたくないなら、手持ちの服の袖丈・着丈と比べてから決めてください。

公式に書かれている「襟から裾67cm」は何サイズの着丈ですか。

ページにサイズの記載がなく、確認できませんでした。同じページの着用モデルはサイズ3を着ていますが、67cmがサイズ3の値だとは書かれていません。この記事ではサイズ3の着丈とは扱っていません。

つやのあるマヤと、つやの少ないマヤは見分けられますか。

公式では、末尾68950が「光沢のあるナイロンラケ素材」、539ZDが「極めて柔らかなナイロン素材」と書き分けられていました。タグの商品コードの末尾を確かめてください。ただし539ZDの説明に「つや消し」とは書かれていないので、自然光の写真でも確かめるのが確実です。

商品コードの頭文字で年代は分かりますか。

この記事では判断していません。公式のマヤには頭文字JとKのページがありましたが、頭文字と製造年の対応を説明した公式資料は確認できませんでした。商品コードは、出品文とタグが同じ商品を指しているか、どちらの生地かを確かめるために使ってください。

中古のマヤはいくらが相場ですか。

この記事では出していません。生地コード・サイズ・状態をそろえて売れた価格を集められていないためです。価格を比べるときは、商品コード・表記サイズ・状態が確かめられた出品どうしで比べてください。

参考資料