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モンクレールのサイズ2は何cm向き?170・175cmの着用例とサイズ1・3との違い

モンクレール メンズのサイズ表記と実寸を照らし合わせるイメージ

モンクレールのダウンを探していて、「身長175cmならサイズ2でいいのかな」と迷っていませんか。普段はMを着ていても、数字で書かれたサイズを見ると選びにくいですよね。すっきり着たい。でも前を閉めたら窮屈だったり、冬にニットを着込めなかったりするのも避けたいところです。中古販売店が公開している実寸を、MAYAのサイズ1・2・3で集めて並べました。結論を先に書くと、身長からサイズは決まりません。決まる材料と決まらない材料を分けて、迷ったときにどこを見るかを整理します。

先に結論モンクレールのメンズのサイズ2は、公式サイズ表のUS行ではM、日本行ではLです(イタリア48・胸囲96cm)。どちらも公式なので、「日本のM」とは言い切れません。中古販売店5社のMAYAの実寸17点では、サイズ2の中央値は肩幅46.0cm・身幅57.0cm・着丈62.0cm・袖丈63.0cm。サイズ1とは肩幅0.25cmしか違わず、サイズ3とは着丈が4cm違います。175cm・60kgのスタッフがニットの上からMAYAのサイズ2を着て「適度にゆとり」と紹介した例があります。身長だけでは決めず、手持ちのダウンの実寸と比べてください。
中古ダウンのサイズ選びで、タグ、実寸、比較、見送りの順を示す鉛筆ラフ図
表記は入口です。手持ちとの実寸比較ができない出品は、サイズの数字だけで決めません。

サイズ1と2は、実寸ではほぼ同じ

中古販売店5社が商品ページに載せているMAYAの実寸を、サイズ別に集めました。2026年9月14日時点で、同じ商品ページの重複を除いた62点。サイズ1が24点、サイズ2が17点、サイズ3が21点です。採寸基準が他と違う1点は集計から外しています。

着丈だけ集計点数が違います。寸法欄に「総丈」と明記された14点(サイズ1に7点、サイズ3に7点)は、襟や肩線の上から測るぶん長く出るため、着丈の集計からは分けました。着丈の点数はサイズ1が17点、サイズ2が17点、サイズ3が14点です。

MAYA 肩幅 身幅 着丈 袖丈
サイズ1(24点) 40.5〜49cm
中央値 45.75
50〜57.5cm
54.75
58〜65cm
62.0
52〜65cm
61.0
サイズ2(17点) 43〜49cm
46.0
53〜59cm
57.0
59〜67cm
62.0
57〜65cm
63.0
サイズ3(21点) 43〜50cm
47.0
54〜60.5cm
57.0
62〜71cm
66.0
60.5〜70cm
64.0

肩幅の中央値は、サイズ1が45.75cm、サイズ2が46.00cm。差は0.25cmです。サイズ2の肩幅の範囲(43〜49cm)には、サイズ1の24点中20点、サイズ3の21点中19点が入ります。重なりは87%。身幅も同じく87%が重なります。

「サイズ2は肩幅45cm前後」という書き方は、サイズを分けていません。サイズ1にも45cmがあり、サイズ3にも45cmがあります。出品ページで肩幅だけを見ても、それがどのサイズ表記の個体かは絞り込めない、ということです。

いちばん動くのは着丈。ただし2と3でも8割が重なる

4つの寸法で、サイズごとの中央値差と、隣のサイズとの重なりを並べます。

寸法 1→2の中央値差 2→3の中央値差 サイズ2の範囲に入る隣のサイズ
肩幅 +0.25cm +1.0cm 87%
身幅 +2.25cm ±0cm 87%
袖丈 +2.0cm +1.0cm 71%
着丈 ±0cm +4.0cm 81%

着丈の中央値は、サイズ1が62.0cm、サイズ2が62.0cm、サイズ3が66.0cm。1と2は同じで、2と3で4cm変わります。身幅にいたっては、2と3の中央値が同じ57.0cmでした。

ただし、いちばん差の出る着丈でも81%が重なります。サイズ2の着丈の範囲59〜67cmに、サイズ1とサイズ3の個体の8割が入るということです。中央値の差は傾向であって、表記を当てる材料にはなりません。

つまり175cmで迷うとき、中央値で差が出るのは1か2かではなく、2か3かです。1と2で迷っているなら、実寸表を見比べても答えは出ません。出ているのは個体差です。

着丈が4cm違うと、腰骨の上で終わるか、下まで隠れるかが変わります。丈で迷ったらサイズ3、肩や胸で迷っているなら同じサイズの別個体、という分け方になります。

公称の数字と、中古店の実測はずれる

販売店が掲載しているMAYAの仕上がり寸法(サカゼン)と、中古店が個体を測った値を並べます。

肩幅 掲載の仕上がり寸法 中古店の実測中央値 差
サイズ1(S) 41.0cm 45.75cm +4.75cm
サイズ2(M) 42.5cm 46.0cm +3.5cm
サイズ3(L) 44.0cm 47.0cm +3.0cm

肩幅だけ3〜5cmずれます。着丈と袖丈はほぼ一致しました(サイズ1の着丈は公称62.0cm・実測62.0cm、袖丈は公称61.0cm・実測61.0cm)。

測る位置が違うためです。コメ兵は採寸方法を「肩幅 左右の肩の縫い目から縫い目までの長さ」と定義しています。肩の縫い目の外側を通るぶん、仕上がり寸法より大きく出ます。

「公称42.5cmなのに出品は46cm。偽物では」とは限りません。測り方が違うだけのことがあります。逆に、公称値をそのまま自分の基準にすると、3cm小さいものを探し続けることになります。

同じ「サイズ2」でも、モデルで着丈が53cm違う

MAYA以外も含めて、サイズ2表記の個体の着丈を集めると39点になりました。いちばん短いもので59cm、いちばん長いもので112cm。差は53cmです。

ダウンジャケットとダウンコートが、同じ「2」で並んでいるためです。NABEHが112cm、MERLETが96cm、MONTICOLEが85cm。いずれもサイズ表記は2です。

サイズ表記より先に、モデル名を確認してください。同じ「サイズ2」で、腰までの丈と膝下までの丈が混ざります。サイズの1つ違い(着丈4cm)より、モデルの違い(最大53cm)のほうがはるかに大きく効きます。

「サイズ2=日本のM」の出どころは、公式のUS行だった

販売店の対応表では S(1)/M(2)/L(3) と書かれています。一方、メルカリの出品説明では同じ数字の言い換えがばらばらでした。

  • 「サイズ0(メンズ S相当)」
  • 「サイズ1(Sサイズ相当)」/別の出品では「サイズ1…日本サイズではM程度」
  • 「サイズ2(L相当)」
  • 「サイズ3(日本メンズLサイズ相当)」

同じサイズ1が、ある出品では「S相当」、別の出品では「M程度」と書かれています。この記事はこれを長らく「書き手ごとに1段ずれる」とだけ書いていました。原因が分かったので追記します。

公式のサイズ表が、US行と日本行を両方持っています。そして2つの行は、まるごと1段ずれています。

モンクレール イタリア US 日本 胸囲
0 IT44 XS S 88cm
1 IT46 S M 92cm
2 IT48 M L 96cm
3 IT50 L XL 100cm
4 IT52 XL XXL 106cm

出典:モンクレール公式サイズガイド(メンズ)。US版・GB版の保存版2件で一致を確認(いずれも2026年1月15日)。

「サイズ2=M」は公式のUS行、「サイズ2=L」は公式の日本行です。どちらも公式に載っています。出品者が適当に書いているのではなく、参照した行が違うだけでした。「サイズ1はS相当」も「サイズ1はM程度」も、同じ理由で両方あり得ます。

ここで注意してほしいのは、これで換算が確定したわけではないということです。公式が2つ出している以上、「モンクレールのサイズ2は日本のMです」と一意に言い切れる状態ではありません。公式が数字で出しているのは胸囲・胴囲・腰囲だけで、肩幅も袖丈も項目がありません。換算を根拠に選ばず、実寸で比べてください。

試着できないときは、手持ちのダウンと比較する

出品ページに身幅や着丈が書いてあっても、数字だけでは着た姿を想像しにくいですよね。普段着ているダウンを基準にすると違いをつかみやすくなります。できるだけ厚みや形が近いダウンを使ってください。薄いシャツの寸法を基準にするのは避けます。

先に、測り方をそろえる

出品者ごとに基準が違います。実際に出ていた表記です。

寸法 出品ページにあった表記 そろえ方
袖丈 「肩から約64」/「肩縫い目〜袖先」/「約62cm(リブ含め 約64cm)」 肩の縫い目からに統一。リブを含むか聞く
着丈 「背面の首の付け根中央から裾まで。リブや襟やフードは含みません」/「襟下〜裾」/「チャックを上までしめた状態」 首の付け根からに統一
身幅 「両脇を直線で結んだ線」/「脇下身幅」 脇下の位置で統一

集めた62点の寸法欄そのものに、基準の混在が残っていました。「着丈」の欄に「総丈」と明記された値が14点あり、分けずに集計するとサイズ3の着丈中央値が2cm伸びます。数字を比べる前に、どこからどこまでを測った値かを確認してください。

書き込んで比べる

比較項目 手持ちのダウン 購入候補
身幅 __cm __cm
肩幅 __cm __cm
着丈 __cm __cm
袖丈 __cm __cm
測った位置が分かる写真 — あり/なし

外側から測った身幅が同じでも、中綿の厚さによって内側のゆとりは変わります。実寸は候補を絞る材料として使い、着心地の保証とは考えないことが大切です。

購入前に聞いておきたいこと

購入を検討しています。モデル名の分かるタグと、サイズタグの写真を確認できますか。あわせて、平置きでの身幅・肩幅・着丈・袖丈を、メジャーを当てた状態で撮っていただけますか。袖丈は肩の縫い目から袖先まで、着丈は首の付け根から裾までで測った値だと助かります。お直しの有無についても教えてください。

モデル名を先に聞くのは、サイズより効くからです。同じ「2」で着丈が53cm違う以上、モデル名が分からないまま実寸だけ見ても、何と比べているのかが決まりません。

モデル名やサイズタグを確認できない場合、実寸と説明に食い違いがある場合は、確認が取れるまで購入を保留します。

170・175cmの着用例は、サイズ2が多い

販売店が公開している着用例のうち、身長170cm・175cmの記載が確認できたものを並べます。

身長170〜175cmの着用例(確認日: 2026-09-20、2026-10-03)
身長・体重 アイテム サイズ 出典
175cm・60kg MAYA(ダウンジャケット) 2 ARKnetsスタッフの着用レビュー
175cm・痩せ型 MAYA(ニットの上から。「ゆったり」) 3 ARKnetsスタッフの定番モデル解説
175cm・60kg ダウンベスト 2 バーニーズ ニューヨーク横浜店のスタイリング
175cm RYUHA JACKET(シャツジャケット) 3 JACK IN THE NETの着用写真
170cm・痩せ型 MONTCLA(厚手のカットソーの上から。「ややゆったり」) 2 ARKnetsスタッフの定番モデル解説

ARKnetsのスタッフレビューでは、175cm・60kgのスタッフがハイゲージニットの上からMAYAのサイズ2を着用し、「適度にゆとりがあり、インナーにニットやスウェットなどを合わせることも想定しやすい」と紹介しています。中に着込むことまで織り込んだうえでのサイズ2です。

同じARKnetsの定番モデル解説では、175cmの痩せ型のスタッフがニットの上からMAYAのサイズ3を着て「ゆったり」と書いています。別の人の別の記事ですが、175cmのMAYAは、サイズ2で「適度にゆとり」、サイズ3で「ゆったり」という並びです。

170cmでは、痩せ型のスタッフがMONTCLA(ショート丈のダウン)をサイズ2で着て「ややゆったり」でした。MAYAとはモデルが違いますが、170cm前後ならサイズ2の時点でゆとりが出ることがあります。サイズ1の実寸も並べて比べてください。

バーニーズ ニューヨーク横浜店のスタイリングも、175cm・60kgのスタッフがダウンベストをサイズ2で着ています。一方、MONCLER × FRAGMENTのRYUHA JACKETでは175cmのモデルがサイズ3。こちらはダウンではなく、表地コットンのシャツジャケットです。同じ175cmでも、モデルが違えば選ばれる表記は変わります。

着用写真は、条件が書かれていないと参考になりません。着用者の身長と体型、モデル名と着用サイズ、中に着ているもの、前を閉めた状態かどうか。これがそろって初めて自分に置き換えられます。上の5件は、身長とモデル名とサイズが明記されているものだけを載せました。

同じ人がサイズ1・2・3を着比べた記録は確認できていません。そのため上の表は「175cmならサイズ2」を証明するものではなく、175cmでサイズ2を選んでいる実例がある、という範囲の材料です。生成した画像でサイズ感を示すことはしません。

よくある質問

モンクレールのサイズ2は、日本のサイズでいうと何ですか。

公式サイズ表のUS行ではM、日本行ではLです。同じ表に2つの行があり、まるごと1段ずれています。出品に「サイズ2(M相当)」とも「サイズ2(L相当)」とも書かれるのはこのためです。公式が数字で出しているのは胸囲・胴囲・腰囲だけ(サイズ2の胸囲は96cm)で、肩幅や着丈の項目は無いので、選ぶときは出品の実寸(MAYAなら中央値で肩幅46.0cm・着丈62.0cm)と手持ちのダウンを比べてください。

175cmならサイズ2でいいですか。

身長だけでは決まりません。実寸を集めると、サイズ1と2は肩幅の中央値が0.25cmしか違わず、範囲の87%が重なります。まずモデル名を確認し、手持ちのダウンと実寸を比べてください。

170cmならサイズ2ですか。

身長だけでは決まりません。170cmの痩せ型のスタッフがMONTCLAのサイズ2で「ややゆったり」と書いている例はありますが、MAYAではありません。サイズ1と2は実寸がほぼ同じなので、170cm前後なら両方の実寸を手持ちのダウンと比べてください。

サイズ2と3で迷っています。

着丈で決めてください。4つの寸法のうち、2と3で中央値がいちばん動くのは着丈で、62.0cmと66.0cm、4cm違います。肩幅は1.0cm差、身幅は差なしです。

体重は選ぶときの目安になりますか。

体重からサイズを決める根拠は、今回調べた範囲では見つかりませんでした。使えるのは、モデル名と実寸と、中に着る服です。数字が欲しいときは手持ちのダウンの実寸を使ってください。

厚手のニットを着る予定です。

そのニットを着た状態で、いま持っているダウンに余裕があるかを先に確かめてください。余裕がなければ、同じモデルのサイズ3の実寸と比べます。着丈が4cm伸びる点も一緒に確認してください。

公称より実寸が大きいのですが、偽物ですか。

測り方が違うだけのことがあります。掲載されている仕上がり寸法と中古店の実測では、肩幅で3.0〜4.75cmの差が出ました。着丈と袖丈はほぼ一致します。判断は、モデル名・タグ・付属品を合わせて行ってください。

参考資料
  • 中古販売店8社の商品ページに掲載された実寸101行(トレファク/カインドオル/コメ兵/ベクトルパーク/RECLO/ALLU/WASTE_NOT by BRING、およびメルカリ出品の記載)。同一商品ページの重複16行を除くと85件。うちメンズMAYAは5社62点で、サイズ1が24点・サイズ2が17点・サイズ3が21点。2026年9月14日に各ページで確認
  • コメ兵「ファッションの実寸サイズについて」(肩幅・身幅・着丈・袖丈の採寸定義)
  • サカゼン MONCLER Maya 商品ページ(サイズ対応表と仕上がり寸法)

モンクレール公式サイトのサイズガイドは、2026年9月27日にInternet Archiveの保存版から取得しました(US版・GB版の2件で一致)。上記の換算表はその値です。ライブのmoncler.comは恒常的にアクセス制限がかかっており、直接は取得できていません。公式が出しているのは胸囲・胴囲・腰囲だけで、肩幅・袖丈・着丈・身長の項目はありません。本文の実測値は中古店が測った値であり、公式の数値ではありません。実寸は各商品ページのサイズガイドを確認してください。