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中古ゴルフクラブの状態確認|直す側は3,000円から。傷に寸法の基準は無い

出品写真の傷を見て、これは買っていい範囲なのかで止まりますよね。ぼくが最初に探したのは「何mmまでなら大丈夫」という数字でした。無いと分かってからは、探す先を変えています。傷の大きさに線が引けないなら、直す側の金額と、届いてから金が戻る道を残す順序で決めるしかない。工賃表を公開している工房と、メルカリのヘルプを突き合わせると、そこまでは出せます。

ゴルフクラブのヘッド、接合部、シャフト、グリップを順に点検するイメージ

「何mmまで」の基準は無い

傷の長さや深さで使用の可否を分ける数値基準は、見つかりませんでした。メーカーは数字を出す代わりに、許容ゼロ側へ倒しています。だからこの記事では、傷の寸法に線を引きません。

本間ゴルフの安全案内の原文はこうです。「シャフトを踏みつけたり、衝撃によりキズがついた場合は、早めに交換してください。たとえ小さなキズでも、そのままに使用を続けるとシャフトが折れ、ケガの原因になります。シャフトに傷が発生した場合は使用を中止して販売店等に安全の可否をご確認ください」。使用前点検の対象も列挙されていて、「シャフト・ヘッドのヒビ割れ、シャフト接着のゆるみ、ビスの浮き、フェースインサートのゆるみ・グリップのゆるみなど、各部に異常がないことを必ず確認し使用して」とあります。ここにも寸法は出てきません。

大事なのは、これが1社の見解ではないことです。同じページの末尾に「※本書記事文章は、(社)日本ゴルフ用品協会統一取扱説明書記載文章をもとに作成。」と書かれています。業界の統一文言が元で、そこに数値が無い。「本間ゴルフが厳しいことを言っているだけ」ではありません。

ここに数字を置かない理由を、先に書いておきます。メーカーが横断で出していない寸法をこのサイトが作れば、それは出典のない線です。読者はその線を信じて、線の内側の傷を「大丈夫」と読む。外したときに外れる方向が、けがの側になります。置けるのは、原文の引用と、「直すといくら」の金額だけ。以降はその金額の話をします。

ゴルフパートナーも、ひび割れ・凹み・シャフト折れは外から確認できる瑕疵として挙げる一方、接着のゆるみや内部欠損は外見では分からないと説明しています。同社の状態ランクについても「あくまで目安」で、同じランクでも傷の程度や付属品で価格が変わると明記しています。ランクや「美品」は候補を集める言葉で、合格証ではありません。

直すといくらかかるのか

傷の可否が決まらなくても、直す側の金額は公開されています。工賃表を自社サイトやブログに出している工房・店から、そのまま並べます。ただし全国共通の料金表はありません。店名と掲載時点を外すと、この数字は引けなくなります。

グリップまわりの工賃(本体代は別)

店・工房 条件 工賃
ゴルフエフォート グリップを同店で買う 220円 / 本
ゴルフエフォート グリップ持ち込み 880円 / 本
ゴルフエフォート グリップ抜きのみ 550円 / 本
ゴルフエフォート 古いグリップを再利用(リシャフト時) 1,100円 / 本
新宿ゴルフ工房(税込) 挿しのみ/6本以上は1本500円 600円 / 本
ゴルフパートナー R407太田店(2024年10月掲載・税込) ポイントカード有 220円 / 本
同上 ポイントカード無 440円 / 本
同上 グリップ持ち込み 660円 / 本
ゴルフパートナー 昭島店(2025年3月掲載・税込) スポーツポイント会員・店頭グリップ購入 無料
同上 非会員・店頭グリップ購入 550円 / 本
同上 グリップ持ち込み 1,100円 / 本

新宿ゴルフ工房の600円は「挿し」だけの工賃です。古いグリップを外す作業は別の行(再利用の抜き600円、抜挿1,000円)に立っていて、中古クラブに付いた摩耗グリップを外して新品を挿す場合の総額は、この表だけでは一意に決まりません。600円を「1本の交換工賃」として単独で引くと、安く見せることになります。

ヘッド・シャフトまわりの工賃(本体代は別)

作業 店・工房 工賃
シャフトを抜いて差す(持ち込みシャフト) ゴルフエフォート 4,400円 + 4,400円 = 8,800円 / 本
シャフトを抜いて差す(同店で買ったシャフト) ゴルフエフォート 2,200円 + 2,200円 = 4,400円 / 本
リシャフト(抜き・挿しのセット料金) 新宿ゴルフ工房(税込) 3,000円 / 本
シャフト抜き単品 / シャフト刺し単品 新宿ゴルフ工房(税込) 2,000円 / 3,000円
ソケット浮き直し ゴルフエフォート 220円 / 本
ロフト&ライ角調整 ゴルフエフォート 880円 / 本
バランス調整(別途パーツ代) ゴルフエフォート 550円 / 本

新宿ゴルフ工房の表は、単品を足すと 2,000円 + 3,000円 = 5,000円。セット料金は3,000円なので、差は2,000円です。同じ表に「5本アイアンリシャフト(当店購入)15,000円・6本18,000円」という行もありますが、3,000円 × 5本 = 15,000円、3,000円 × 6本 = 18,000円で単価は同じ。本数をまとめても安くはなりません。しかもこの2行には「(当店購入)」が付いています。同店でシャフトを買った場合の価格で、持ち込みの値段ではありません。

税の扱いが、店でそろっていません。新宿ゴルフ工房はページ冒頭に「工賃(すべて税込です)」と書き、ゴルフパートナーの2店も税込表記です。ゴルフエフォートの工賃表には税込の明記がありません(ページ全体で「税込」が出るのは、リシャフトフェアの対象条件の1か所だけ)。だからこの記事では、ゴルフエフォートの金額に「(税込)」を付けていません。見積りを取るときは、金額と一緒にその店の表記も確認してください。
「工賃無料」と「220円」は、別の条件です。ゴルフエフォートの表で無料になるのは「クラブまたはシャフトをご購入いただいた場合」で、さらに「店内でご購入いただいたクラブは当日のみ工賃無料です。(持込不可)」。自社で買った人向けです。一方、220円の行の説明は「グリップをご購入いただいた場合の工賃です」で、クラブをどこで買ったかは条件になっていません。メルカリで買ったクラブでも、店でグリップを買えば安いほうに乗れる可能性があります。ページがそう明言しているわけではないので、持ち込む前に電話で確認してください。

同じ表に追加費用も書かれています。「※グリップ装着する際の下巻きテープは3枚目より1巻き¥110別途料金が発生いたします」。グリップを太くしたい人は工賃だけでは終わりません。それと、古いグリップの再利用は1,100円で、新品を買って付ける220円より高い。店自身が「グリップ再利用に関してお客様のご要望で承っておりますが、グリップの品質上当店ではオススメしておりません」と書いています。「古いのを活かして節約」は、この表の上では成立しません。

グリップ本体の値段は、今回は確認できていません。だから上の表は工賃だけです。仮に8本のセットを全部替えるなら、工賃だけで 220円 × 8本 = 1,760円 から 1,100円 × 8本 = 8,800円。ここに本体代が乗ります。推定で埋めると、その瞬間に総額が嘘になるので置きません。本体代まで含めた1本あたりの内訳は、グリップ交換費用の記事に分けてあります。

同じ作業が2.9倍ちがう

ヘッドを抜いて挿し直す——同じ作業の工賃が、工賃表を公開している2社で3,000円と8,800円です。差は5,800円、割ると約2.9倍。この記事でいちばん言いたいのは、ここです。

同じ「抜いて挿し直す」作業 内訳 工賃
新宿ゴルフ工房 リシャフト 抜き・挿しのセット料金(税込) 3,000円 / 本
ゴルフエフォート シャフト交換(持ち込み) 抜き4,400円 + 差し4,400円 8,800円 / 本
8,800円 − 3,000円 5,800円 / 本

8,800円 ÷ 3,000円 = 約2.9倍。1本でこれです。3本に不安があれば、9,000円と26,400円の違いになります。だから見積りは、高いほうの8,800円で持ちます。安い側の3,000円で総額を組んで、行った先が高いほうだったとき、足が出るのは自分の財布です。

ぼくが使っている式はこれだけです。
価格差 ÷ 8,800円 = 何本まで直せるか

迷っている2つの出品の差額を、8,800円で割ります。答えより多くの本数に不安があるなら、高いほうの出品を買ったほうが安く上がります。たとえば差額が17,600円なら 17,600 ÷ 8,800 = 2本。3本に不安があるなら、安いほうを選んだ意味は消えます。金額が変わっても、この割り算だけ覚えていれば毎回引き直せます。

チェーン名でも引けません。ゴルフパートナーの持ち込みグリップ工賃は、R407太田店の告知(2024年10月掲載)が660円、昭島店の告知(2025年3月掲載)が1,100円。差は440円、約1.7倍です。どちらも1店舗のブログ告知で、全店共通の価格表ではありません。「ゴルフパートナーなら1本◯円」とは書けないというのが、2つを並べて出る結論です。同じ太田店の中でも、ポイントカードの有無で220円と440円に分かれます(差220円)。

もうひとつ、並べると見える数字があります。昭島店に持ち込みグリップを8本出すと 1,100円 × 8本 = 8,800円。ゴルフエフォートにシャフトを1本持ち込んで挿し直す工賃と、同じ額です。グリップ8本ぶんの工賃と、ヘッド1本ぶんの工賃が並ぶ。「グリップくらいなら」と「ゆるみくらいなら」を、同じ物差しに載せられます。

持ち込みは、工賃だけの話ではありません。昭島店は「持ち込みの場合、グリップの保証は致しかねます」と書いています。作業条件もあって、昭島店は「4本以上の交換は原則お預かりになります」「土日・祝日または店内の状況によっては3本以下でもお預かりになる場合がございます」、太田店は「1〜3本即日お渡し可能・本数によってはお預かりさせて頂きます」。セットで買った人は、その日のうちには終わりません。

どちらの告知にも有効期限の記載がありません。太田店は2024年10月24日、昭島店は2025年3月17日の掲載で、2026年9月時点でこの価格が現行かはページ上では確認できません。新宿ゴルフ工房の料金ページも、HTTPヘッダの最終更新が2022年7月10日です。金額は取得日つきで持ってください。

写真を金額に翻訳する

写真で見るのは「きれいかどうか」ではありません。どの行の金額が、何本ぶん乗るかです。見て終わりにせず、その場で本数に変換します。

場所 写真で見ること 出品者に聞くこと 乗る金額 限界
シャフト 傷、割れ、ささくれ、曲がり 折れ・延長・交換歴 金額を置かない(中止条件へ) 寸法の基準が存在しない
ネック・接着部 隙間、ずれ、変色 ヘッドのゆるみ、抜き差し歴 疑いが残る本数 × 8,800円 ソケット浮き直し220円は別の作業
ヘッド・フェース 擦り傷、凹み、ひび、欠け 打球時の異音、補修歴 金額を置かない(中止条件へ) 内部欠損は外見では分からない
グリップ 硬化、強いつや、ゴムやコードの崩れ、ずれ、ひび 前回の交換時期、ラウンド数、回転やゆるみ 本数 × 220〜1,100円(工賃のみ) 触感と残り寿命は写真で確定できない
写っていない本数 説明とクラブ本数の照合 「交換済み」が何本を指すか 全部数える 「新品」が全本数を指すとは限らない

写っていない本数をゼロにしないでください。そこが総額の上振れになります。分からない本数は替える側・疑う側に入れて、それでも金額が合うかで判断します。合わないなら、写真をもらってから決めます。

「いつ替えたか」を聞けたときの物差し。Golf Prideの日本総代理店(日本フェィウィック)は、同社グリップについて「1年に1回もしくは36ラウンドを目安にグリップ交換を推奨」としています。よく打つ人には「年に2回、ハイシーズン前の3月・8月」。参考値として、男子プロは約1ヶ月〜約2ヶ月(シーズン中の最短は2週間)、女子プロは約1.5ヶ月〜3ヶ月とも書かれています。

これは合否の線ではありません。出所はグリップを売る側の総代理店で、交換を勧める立場です。ぼくが使うのは、返ってきた答えを金額に変えるときだけ。「3年前です」と返ってきても不合格ではなく、その本数を上の表の「乗る金額」に数える理由になります。ツアープロの頻度は一般ゴルファーの基準ではないので、そのまま当てないでください。

届いたら、評価を押さない

ここからは買ったあとの話です。届いて異常に気づいたとき、順番を間違えると戻る道が閉じます。押さない、連絡する、撮る、送り先を決める。この4つの順番だけ覚えてください。

  1. 受取評価を押さない。メルカリのヘルプは「商品に問題があった場合は、評価を行わず、出品者に商品状態についてご連絡ください」と書いています。押した時点で取引が完了します。
  2. 取引メッセージで出品者に連絡する。事務局への申告は、まずここを踏んだ後の窓口です。ヘルプには「メッセージ送信から24時間を目安にお返事をお待ちください」とあります。
  3. 写真を撮る。補償の調査を受けるには「商品の破損状態や問題箇所がわかる画像の送付」への同意が要ります。開けた直後の状態で撮っておきます。
  4. 工房に出すか、メルカリに送るかを決める。ここが分かれ道です。両方は選べません。
14日は「調査する」期限で、返金の期限ではありません。原文は「お手元に商品が到着してから14日以内にお問い合わせいただいた場合、利用状況に応じて補償対応の可否について調査いたします」。可否を調べる、までです。しかも前提が付きます。

メルカリ便で届いた荷物であること。「※メルカリ便以外の配送方法を利用時、商品の破損が発生した場合:事務局にて配送状況の確認、および配送会社への調査ができません。ご利用の配送会社に、補償対応についてご相談ください」
商品実物の商品回収センターへの送付に同意すること。画像だけでは終わりません。
本人確認(アプリでかんたん本人確認など)を済ませること。

1つ目と2つ目のせいで、実物を手元に置いたまま、あるいは工房に預けたままでは補償のフローに乗れません。先に修理へ出せば、その道はそこで消えます。8,800円を自分で払って直すか、実物を送って調査を受けるか。ぼくなら、シャフトやヘッドの安全に関わる異常は、直す前に連絡と写真を先に済ませます。

全返品か泣き寝入りかの二択でもありません。同じヘルプに「出品者の販売利益の一部を購入者へ返金し取引を完了する場合は、事務局で返金をサポートします」と書かれています。一部返金という中間解が用意されている。そして、いくら返してほしいかの根拠に、この記事の工賃表がそのまま使えます。グリップが8本とも替え時なら工賃だけで1,760〜8,800円、ヘッドのゆるみが1本なら3,000〜8,800円。公開されている工賃で金額を言えるのは、話が感情論にならない側の材料です。

時計が動くのは、放置したときだけです。受取評価をしないまま置いておくと、らくらくメルカリ便は「配送ステータスが『配達完了』となってから2日後の13時以降」、ゆうゆうメルカリ便とその他の配送方法は「発送通知をした9日後の13時以降」に自動で取引が完了する、と書かれています。

ただし同じページに「※購入者から取引メッセージでのご連絡や、事務局へのご相談があった場合、自動評価の期間は延長される場合があります」とあります。さらに自動完了そのものが「購入者が受取評価を行わない可能性があると事務局が判断した場合」という条件付きです。だから「2日以内に決着させろ」ではありません。連絡を入れることが、時計を止める側の行動です。点検の結果を待つ前に、まずメッセージを1本入れてください。

このヘルプページの冒頭には「障害の影響により、ゆうゆうメルカリ便/その他の配送方法の『受取評価/評価』に関する仕様を一部変更しました」という告知が出ています(2026年9月13日確認)。9日という日数は、いま一部変更中の可能性があります。断定形では書けないので、目安として読んでください。

メーカー保証も、救済としては当てにできません。本間ゴルフの無償修理は「お買上げいただいた日より2年以内」で、「品質及び製造上の問題により不具合や損傷が発生した場合」に限られ、「※修理可能、不可能は当社にて判断させていただきます」。中古の二次購入者が購入日を証明できることは、まずありません。保証はゼロで見積もってください。

比較した結果、ぼくならこの8段階で決める

  1. 商品説明を保存する。ランクや「美品」ではなく、傷と修理歴の記述だけを拾う。
  2. クラブの実本数を数える。写っている本数と説明を照合し、写っていない本数を控えておく。
  3. シャフトとネックの近接写真を頼む。光の向きを変えた2枚。傷、ささくれ、ひび、隙間、ずれ、変色を見る。ここで疑いが出たら、金額の計算に進まず見送る。
  4. ヘッドのゆるみと異音を質問する。打球時の音、回転の有無、抜き差し歴。疑いが残る本数を数える。
  5. グリップの交換時期とラウンド数を聞く。1年/36ラウンドを超えていたら、その本数を替える側に入れる。返答が無い本数も入れる。
  6. 金額を足す。替えるグリップの本数 × 660〜1,100円(持ち込み工賃)と、ゆるみ疑いの本数 × 8,800円。本体代は別なので、上振れとして持っておく。
  7. 差額 ÷ 8,800円 と比べる。状態がひとつ上の出品との差額を8,800円で割る。疑いのある本数がそれより多ければ、上の出品を買う。
  8. 届いたら、評価の前に全部見る。異常があれば押さずに連絡と写真。実物を送る可能性があるので、工房へ持っていくのはその後。

そのまま使える確認文

購入を検討しています。シャフト全体(光の向きを変えた2枚)、ネックとヘッドの接合部、グリップの近接写真を追加いただけますか。シャフトの傷・ささくれ・ひび、接合部の隙間やずれ、打球時の異音やヘッドの回転の有無を、該当する本数とあわせて教えてください。グリップは前回の交換時期と、そのクラブでのおおよそのラウンド数もお願いします。セットの場合は、写真に写っていないクラブが何本あるかも教えてください。

聞きたいのは「状態が良いか」ではなく「何本ぶんか」です。本数が返ってくれば、その場で 本数 × 8,800円 を足して比べられます。24時間を目安に返事が来ないなら、それ自体が判断材料になります。

買う・追加確認・見送る

買うシャフトとネックに疑いがなく、替える本数が数えられて、買値+その本数ぶんの工賃が、状態がひとつ上の出品より安い。
追加確認本数が数えられない、「交換済み」の範囲が曖昧、光の向きが同じ写真しかない、異音の質問に答えがない。
見送るシャフトの傷・ささくれ・ひび、接合部の動きや異音が疑われる。写真と回答が食い違う。
中止条件:シャフトの傷やひび、接着のゆるみ、ヘッドの異音が疑われるクラブは買いません。届いてから気づいた場合も、使わずに販売店へ持っていきます。ここには金額の線も、寸法の線も置きません。本間ゴルフの安全案内は「たとえ小さなキズでも、そのままに使用を続けるとシャフトが折れ、ケガの原因になります」「使用を中止して販売店等に安全の可否をご確認ください」という書き方で、長さでも深さでも線を引いていません。しかもこの文章は(社)日本ゴルフ用品協会の統一取扱説明書が元です。メーカーが横断で出していない数値をぼくが作れば、それは出典のない線になります。疑わしければ使わず、販売店で見てもらってください。折れ口、とくにカーボンシャフトの繊維には触れないでください。

よくある質問

何mmまでの傷なら中古クラブを買っていいですか。

寸法の基準は公開されていません。本間ゴルフは「たとえ小さなキズでも」と書き、使用中止と販売店への確認を案内しています。この文章は(社)日本ゴルフ用品協会の統一取扱説明書が元で、業界横断で数値が出ていません。傷の大小ではなく、直す側の金額で決めてください。

ヘッドのゆるみを直すといくらかかりますか。

抜いて挿し直す工賃が、新宿ゴルフ工房のリシャフトで3,000円(税込)、ゴルフエフォートの持ち込みで8,800円。同じ作業で約2.9倍の開きがあります。見積りは高いほうで持ってください。どちらも工賃表で、シャフト本体代は含みません。

ソケットの浮きが220円で直るなら、ゆるみも安く済みますか。

別の作業です。ゴルフエフォートの「ソケット浮き直し220円」はソケットの浮きを直す項目で、ヘッドの接着をやり直す工程ではありません。ゆるみの疑いは、抜き差し側の3,000〜8,800円で見積もってください。混ぜると桁がずれます。

届いてから傷に気づきました。何日以内に何をすればいいですか。

まず受取評価を押さず、取引メッセージで出品者に連絡します。返事の目安は24時間。事務局への申告は到着から14日以内ですが、これは補償対応の可否を調査する期限で、返金の確約ではありません。連絡を入れれば自動完了は延長されることがあります。

先に工房で見てもらってから、メルカリに相談してもいいですか。

順番が逆になります。補償の調査には商品実物を商品回収センターへ送る同意が要るので、工房に預けたままでは乗れません。写真を撮って連絡するのが先です。直すと決めてから、工房へ持っていってください。

参考資料